ミトコンドリアを活性化させる事とミトコンドリアを減らす行為

ガンの話で必ずと言ってよいほど出てくるのがミトコンドリア。

ミトコンドリアの主な仕事はエネルギー産生です。一説にはエネルギーの90%以上はミトコンドリアが作り出していると言われます。

ミトコンドリアがエネルギーを作り出すには、ブドウ糖から作る解糖系と脂肪から作り出す2種類があります。

解糖系よりも脂肪酸から作り出すエネルギーのほうが3倍以上もあります。

解糖系できちんとエネルギーが作られていれば平熱が36.5度程度あるそうです。

平熱が35度台の人はミトコンドリアが十分エネルギーを産生していない可能性が高いです。

ちなみに、解糖系では36ATPのエネルギーが作られ脂肪酸では130ATPのエネルギーが作られます。

脂肪でエネルギーを作る事がミトコンドリアにおける1つのカギとなります。

ガン患者は平熱が35度台がほとんどと言われます。

このサイトでも何度も言っていますが、やはりガン予防、またはガンを治すためには平熱をあげる事は非常に大事になってきます。

そのためにミトコンドリアを活性化させる事が必要になってきます。

ミトコンドリアは部位によって1細胞あたりのミトコンドリアの数に違いがあります。

同一部位で、癌細胞と正常細胞の数を比較した場合、癌細胞は異常にミトコンドリアが少ないです。正常細胞の4分の1程度と言われています。

ガン患者が平熱が低いのはミトコンドリアの数が少なくてエネルギーがあまり作られないからかもしれません。

また、ミトコンドリアはエネルギー産生の他にも、細胞のアポトーシスを促す働きがあります。

アポトーシスとは細胞が自滅する事です。

癌細胞の問題は異常細胞がアポトーシスせずに増殖する事にあります。

癌細胞がアポトーシスしない原因の1つはガン細胞にはミトコンドリアの量が少ないからだともいえると思います。

いずれにせよ、ガン予防とミトコンドリアを増やす事、活性化させる事は切っても切れない事です。

では、どのような事をするとミトコンドリアを増やし、活性化出来るのか?

1、トレーニングをする事

ここで言うトレーニングとは持久力的なトレーニングの事です。例えば、ランニングとか歩く事とか。

このようなトレーニングはミトコンドリアを50%も増やすともいわれています。

適度な運動は体に良いとよく言われますが納得です。

2、断食、ファスティングを行う

断食、ファスティングは本当におすすめですね。

断食、ファスティングは動物実験で軒並み寿命が延びていますし、酵素の観点、腸内環境の観点から考えても健康に良いのは間違いないと思われます。

ちなみに、動物実験で一番効果があったのは毎日カロリー制限(例えば1日2食にして、通常の6、7割にカロリーを抑える)よりも1日置きに断食するほうが良い結果が出ています。

小食、断食がミトコンドリアの活性の良いのは、上述した糖をエネルギーにするか?脂肪をエネルギーにするか?の影響が考えられます。

をエネルギーとすると産生されるエネルギーは36ATP。一方、脂肪をエネルギーにすると産生されるエネルギーは130ATPです。

小食、断食をした場合、体に蓄えられた脂肪を使ってエネルギー産生をします。

解糖系のブドウ糖をエネルギーとする場合は、食後3時間程度です。

その後、タンパク質、そして、最後に脂肪をエネルギーとします。

脂肪をエネルギーとするケトン体回路を使うまでには7時間から8時間はかかるそうです。

3食きちんとたべていたら、ケトン体回路でエネルギーを産生する前に糖質が入ってきてケトン体回路でエネルギーは作られません。

酵素栄養学の観点からは朝食を抜くのが最も良いとされています(朝は排泄の時間帯)。

ミトコンドリア活性の観点からも、やはり2食にするなら朝食抜きがおすすめです。

言うまでもなく、朝食を抜くのが糖(食事)を摂取しない時間が長くなるからです。夜ご飯から何も食べていないわけですから。

その間ミトコンドリアはケトン体回路でエネルギーを作る事になります。

食事でも良質な脂肪を摂る事は重要になってきます。

もちろん、ミトコンドリアがエネルギーを産生するためにはビタミンB群やミネラルが必要なので、小食でもこの辺はキッチリ補っておくことが肝要かと思います。

私はサプリメントと発酵食品なんかで補っています。

3、寒さ

寒冷もミトコンドリアの活性に影響を及ぼす事が知られています。

寒さを感じると凍死しないようにミトコンドリアが熱を作り出すのだと思います。

ミトコンドリアを定期的に活性させるためには、お風呂に入っている時に冷たいシャワーを浴びたりするのは良いと思います。

4、日光浴

適度の日光浴もミトコンドリアの活性は良いとされています。

次に、ミトコンドリアを減らす行為をあげてみます。

1、精神的ストレス

精神的ストレスは万病の元です。

とは言っても、精神的ストレスとは抽象的で、なかなか改善は難しいところもあります。

2、低体温

ミトコンドリアが活性化していないと低体温になりやすいし、低体温になればミトコンドリアを減らすしで低体温はいいことなしです。

3、過食

過食もミトコンドリアには悪いとされています。

ミトコンドリアの働きにも酵素が関与していますから、消化に酵素エネルギーを使うとミトコンドリアの活性が落ちると考えれば納得いきます。

4、人工的な化学物質

人体はこういう化学物質とかにはまだ免疫がないと思います。化学物質を大量に摂取するようになったのは人類の歴史を考えるとごくごく最近です。

体に良い訳はないです。

人工的な化学物質の代表的なのはやはり農薬、食品添加物だと思います。

農薬、食品添加物は腸内細菌も減らしますので、極力摂取しないほうが良いのは間違いないでしょう。

いかがでしょう?

ミトコンドリアの観点から健康を考えても、小食、断食は健康に良い影響を及ぼすことがわかります。また、食品添加物なんかの化学物質が悪い影響を及ぼす事がわかります。

腸内環境、酵素、ミトコンドリアなどを考えた時、結局行きつくのはここですね。

癌細胞血液浄化装置説から考えるとガン細胞の存在が必要だから、そこに存在しているわけです。

となれば、まずはミトコンドリアの活性に目を向ける前に、ミトコンドリアを減らす行為をやめる事が肝要になるかと思います。

くしくも、上記ミトコンドリアを減らす行為は血液が汚れる行為と類似点が多いです。

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