昔の3分の1しか腸内細菌がいない、これがあらゆる病気の根源

このサイトでは腸内細菌の重要性を何度か書いてきましたが、藤田紘一郎先生の話を記事にしたいと思います。

藤田紘一郎先生と言えば腸で有名な先生です。

現代人は50~60年前の人の腸内細菌の3分の1程度しかいないそうです。これがガンはもちろんアレルギー等のあやゆる病気の根源になっているという先生もいます。

私もいろんな本を読んでみると、これは非常に納得できます。

例えば、ノロウイルス。

当然ノロウイルスは昔から存在していましたが、ノロウイルスに感染するといったことがほとんどなかったため名前すらつかなかったそうです。

ここ最近で感染する人が急増したから名前が付いたそうです。

腸内細菌が多いと病原菌が入ってきても追い出すので、昔はノロウイルスに感染する人はいませんでした。

レジオネラ菌も一緒です。レジオネラ菌に感染する人が多くなったのもここ最近だそうです。

これも腸内細菌の減少が主な原因とされています。

腸内細菌が減少した理由は主に3つ挙げられると思います。

1、食物繊維の摂取量が昔より激減した

2、発酵食品、その他、菌が豊富な食品を昔より食べなくなった

3、抗菌、除菌のやりすぎ、食品添加物、防腐剤の摂りすぎ

1の「食物繊維の摂取量が昔より激減した」についてですが、

食物繊維の重要性は何度も記事にしたと思いますが、食物繊維は食物繊維そのものが便の材料となり解毒に必要です。

また、善玉菌の餌になるので善玉菌の増殖に役立つ。そして、悪玉菌が悪さをするのを抑える働きもあります。

さらに、腸内細菌は食物繊維をビタミンB、ビタミンKに合成する働きもあります。

実はホルモンや酵素の合成も腸内細菌が行っている事がわかってきています。

例えば、うつ病も腸内細菌の減少が関与していると言われています。

つまり、幸せホルモンとさせる、ドーパミン、セロトニンも腸で作られているので腸内細菌が少ないとセロトニンが作られなくなり脳にセロトニンが少なくなりうつ病になるという事です。

免疫の70%は腸でつくられていますので、体も心も腸内環境が深く関与している事になります。

免疫力が落ちるとまず起こるのがアレルギーだそうです。

ここ10年くらいでしょうか?アレルギー表示がほとんどの加工食品に表示されています。ちょっと前までこんな事は無かった思います。それだけ近年アレルギーの人が増えたという事だと思います。

つまり、日本人全体の免疫力が落ちているわけです。

アレルギーといえば花粉症が挙げられます。

花粉症に関していえば、日本で初めて花粉症に罹った人は1963年だそうです。

それまでは日本に花粉症はなかったそうです。

昔は今よりも木、草が沢山あって花粉の量も多かったのに、花粉の量が少ない現代のほうが沢山の花粉症の人がいます。

昔は日本人はアレルギーにかからない民族とされていたそうです。しかし、今では最もアレルギーに罹る民族とされています。

食生活の変化からわかる一目瞭然に重要なモノとは?

という記事で、食事の面で60年前と今で最も変化したのは食物繊維の摂取量と書きました。

免疫力で低下でまず起きるのがアレルギー、そして、その典型例が花粉症。

その花粉症の第一号が1963年。約55年前。

食物繊維の摂取量の減少と免疫力の低下が符号します。

リーキーガット症候群という腸に穴が開く病気があります。グルテンの過剰摂取などが原因とされていますが、これには食物繊維の減少も深く関与しています。

食物繊維は善玉菌の餌です。善玉菌が食物繊維を食べると酢酸、プロビオン酸なんかの短鎖脂肪酸が出てきます。

これらの酸は腸の穴をふさぐ効果があるとされています。

リーキーガット症候群はアレルギーを起こすとされていますので、その点からも食物繊維の減少と符合することになります。

このように、食物繊維が非常に重要である事がわかるかと思います。

食物繊維を沢山摂る事が健康の土台となると言っても過言ではないです。

このサイトでも何度か書いていますが、食物繊維を沢山摂るには、大麦、イモ類がおすすめですね。特に大麦は主食となるので量も摂れますのでおすすめです。

3の「抗菌、除菌のやりすぎ、食品添加物、防腐剤の摂りすぎ」も気を付けなくてはいけません。

こんなに抗菌、除菌を意識しているのは本当にここ最近ではないでしょうか?

腸内細菌のほとんどはその辺にいる菌だそうです。除菌、抗菌をし過ぎると身の回りの菌が減り、結果として腸内細菌も減ってしまうという事になってしまいます。

ですから、基本除菌、抗菌の必要性はないと考えます。

身の回りに沢山の菌がいる状態で人間はずっと生きてきたわけですから、そのほうが人間には適した環境です。

それと、食品添加物。

食品添加物、防腐剤はダイレクトに腸内細菌の減少に関与しています。

食品添加物の中には日持ちをさせるために添加するものも多数あります。

日持ちさせる、つまり腐らせないという事は菌を寄せ付けない働きあります。

それらの食品が体の中に大量に入れば腸内細菌はもちろんの事、体中の菌が減少するのは言うまでもありません。

現代になって急増した病気、例えばガン、アレルギーなどは食物繊維の激減、食品添加物の過剰摂取による腸内細菌の減少であると断言してもよいと思います。

ですから、やる事は非常にシンプル。

食物繊維を沢山とって食品添加物を可能な限り避ける事です。

まずこれを強く意識すべきです。

その上で善玉菌のサプリメントを摂るとかすべきで、あくまでも基本は食物繊維を沢山とって食品添加物を可能な限り避ける事です。

花粉症や食品アレルギーと聞くと軽い病気のように感じますが、すでに免疫力が低下している可能性があります。

ガン予防の観点からもこれらの一見軽いと思われる病気も軽視せずに食事などの改善をおすすめします。

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